サイコパスの原因は遺伝?環境?
サイコパスの原因は未だに判明していません。
脳の構造が通常の人と違うとなれば、遺伝の説が強いかもしれません。
11歳で犯罪者になったメアリーベルを見ると環境が影響しているという説も然り。
遺伝の説と環境の説を一緒に見ていくことにしましょう。
サイコパスの原因:遺伝説
サイコパスは遺伝から作られるものなのでしょうか。
サイコパスは反社会人格障害という
人格障害です。
人格障害という体の内面の障害は遺伝という説のことを生物学的要因と呼ばれています。
「生まれながらの体質、外傷による病的な変化」のことを指します。
アメリカの調査では、サイコパス特有の性質をもつ遺伝を持つ確率は50%以上で、サイコパスは遺伝から生まれるという説が強くなりました。
サイコパスの原因:環境説
サイコパスの弱点で例えとしてできた上司は、愛人の子供として生まれて周囲から「愛人の子」と言われて、友達もいない環境だったそうです。
父親は上司を可愛がることもせず、お金だけ渡してやり過ごしていたため、家族に愛されることを経験が無かったのです。
サイコパスの弱点のページで記した通り、自分よりも弱い者いや、自分よりも良い環境で育った社員をターゲットにしていた気がします。
また、付属池田小学校事件の実行犯である宅間守の母親は、家事や育児が苦手で彼を育てることさえも否定的だったとされます。
以上のことから、サイコパスになりやすい人物は、親の育児放棄、虐待はどの劣悪な環境の中で育ってきたという説も強いということです。
どの説が有力なのは判明されていませんが、サイコパスが家庭の環境が原因であれば、親の責任は大きいのではないでしょうか。
サイコパスは生まれ続ける
サイコパスについてのメカニズム、原因、治療など不確定ままである現代社会。
どの場面にサイコパスがいてもおかしくない環境にいるということです。
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