サイコパスとソシオパスの違い
アメリカのドラマでサイコパスとソシオパスのカップルが殺人を犯すという内容のストーリーがありました。
サイコパスは聞いたことがありますが、ソシオパスという言葉は初めて聞いた言葉だったためソシオパスについて調べてみました。
ソシオパスとは
「サイコパスは完全なリーダー格で、犯罪を犯し、邪魔者を破壊する者」
「ソシオパスはどちらというと誘われて犯罪行動を参加する者」
ドラマの中である刑事が発した台詞です。
映画「俺たちに明日はない」のボニーとクライドを例えると、
サイコパスがクラウド。
ソシオパスがボニー。
ということになります。
ボニーとクラウドは1930年代世界恐慌のアメリカで銀行強盗を繰り返していたカップルです。
ボニーがクラウドの危険な香りに惹かれてクラウドと行動を共にしています。
クラウドは幼少時代から、動物虐待、暴力的な行動が目立ち、17歳でギャングに入り窃盗、強盗を繰り返していました。
話をソシオパスに戻しますと、ソシオパスは社会病者資者と呼ばれてます。
ソシオパスの特徴は
- 自分と同じ考えを持った人と心を通じあうことが出来る
- 一定の仕事を続けるのは難しい
- 一般的な生活を送るのが困難
- 喜怒哀楽が激しく、感情的に走ってしまう
- 自分の身や他人の身のことを案じない
映画のキャラクターに例えるとバットマンのジョーカーを想像すると分かりやすいと思います。
サイコパスとソシオパスの違い
サイコパス | ソシオパス |
---|---|
仲間と一緒にいても仲間ではなく道具としてみている | 仲間であれば、仲間として認識している |
常に冷静に判断ができる | 感情的になり瞬間湯沸かし器のように突然、暴力行為に走る |
社会的に成功しやすい | 一定の職業に就くことが困難 |
計画的に行動する | 無計画に行動する |
自分の行為が表に出ない | 感情的になるため、自分の行為が表に出る傾向が高い |
結果、ソシオパスの方が犯罪でも逮捕率が高い
サイコパスもソシオパスも厄介な人物ではありますが、こうやって違いを見てみると、サイコパスよりソシオパスの方が危険な人物ではないかと考えでは良いかもしれません。
ソシオパスこそ育った環境と関連性が強い
サイコパスが脳の構図など遺伝性の原因と幼少期の環境が原因の2つの説がありますがソシオパスは、幼少期の環境が1番強く出ると言われています。
ソシオパスとサイコパスは似ているようで似ていない。
サイコパスと言われた犯罪者たちは、実はソシオパスの要素が強いかもしれません。
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