ソシオパスとデミサイコパス
ソシオパスの特徴について見てきましたが、ソシオパス以外にも精神病質者を現す心理学用語が存在するのです。
その心理学用語というのが「デミサイコパス」
デミサイコパスとは一体どのような人格なのか。ソシオパスとはどのような違いがあるのか見ていきましょう。
デミサイコパスとは
デミサイコパスとはサイコパスよりは良心がありますが、その良心の範囲が極端に狭く偏っているんだとか。
サイコパスのように家族や友達を道具と同じ扱いをしたり、ソシオパスのように自分の利益が生むために手段を選ばないというのとは少し異なる特徴を持っており、自分の家族は大事にするがそれ以外は自分の道具として扱う人格のことをデミサイコパスと呼ばれる人たちのことを指します。
身近な人に例えると、気に入った社員以外に罵声を浴びるパワハラ上司。
ボーナスの査定で部下の評価を極端に低くする上司など。
とにかく自分が評価されたい!という気持ちが強く平気で理不尽な行為を行う傾向があるのがデミサイコパスなのです。
ソシオパスと比較をして
ソシオパスとデミサイコパスを比べるとソシオパスが進化した人物像でないかと考えて良いでしょう。
自分の利益のために働く人を大事にするソシオパスに対して、自分が気に入った人以外は罵声は暴力的な態度で相手の精神的ダメージをもたらす影響は計り知れません。
自身が勤務していた職場の上司は、朝礼から定時時間まで罵声ばかり。
取引先の目のついた社員までも罵声を吐いていて、担当の社員が変わると人が変わったように優しい口調で談笑していて周囲が驚いたほど。
人のタイプなのか分かりませんが、パワハラ体質や人によって極端に態度が変わる人はデミサイコパスの可能性が大きいかもしれませんね。
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