サイコパスに薬物治療は効果があるのか
サイコパスとは日本語で精神病質。精神病とは少し違うニュアンスですが、精神的な病気なのかグレーゾーン的な存在です。
先天性の疾患ではなく、普通に日常生活を送れれば治療を受けなくてもいいわけです。
しかしサイコパス傾向がある人間が犯罪を犯した場合はきちんとした治療を受け更生できるのでしょうか。
データでは薬物治療しても効果がない
サイコパスの研究でサイコパスの脳の働きを調べた結果、感情を司る機能が乏しいことが分かってきます。
その結果、サイコパスは感情が欠落して自分の行動をコンロールができないという要因であることの決定的なデータである言われています。
それにより、どんな更生プログラムを受けても善悪の区別。自分の犯した罪の重さが分かっていないため更生は難しいということ。
サイコパスの心理療法に薬物療法を採用することもあるそうで、目的は心の不安定を安定にさせること。
サイコパスの治療が効果的に出るのいうわけではないのです。
サイコパスは行動療法
薬物療法はあくまでも精神を安定させること。
まだサイコパスの治療法がないため、1つの心理療法の1つと位置づけられています。
サイコパスの心理療法は行動療法と言い、禅などを組み合わせて日常の生活ができるように行います。
ですが、日本にサイコパスの専門家が少なく自律神経失調症の治療に効果的な「森田療法」という治療法を採用して「独自のルール」から毎日の生活の仕方を変えていくというやり方でサイコパス気質を弱めていく効果が期待できると言われています。
最後に
サイコパスの薬物療法は治療法の選択肢の1つ。
効果があるかは期待できないということ。
日本にサイコパスの専門家が少ないため手探り状態で治療を行っているという現状であることです。
サイコパスは視野が狭く、自分の世界に入りこんでいます。
視野が広げてあげていろんな考えを持つことを受けれ入れることができればサイコパスの治療も大きく変化するかもしれません。
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