ソシオパスの愛着の強さ

ソシオパスはサイコパスと異なり仲間意識は強く、属している組織にはとても愛着を持っていると言われています。

自分の存在を認識できる居場所にとてもこだわっているソシオパス。

その愛着がゆえに執着心も強いのが難点です。

自分中心に考えるソシオパスが他人に愛着を向ける心理は自分の居場所を確保するためと、癒しの場所になっているから。

趣味のグループを人一倍大事に思うのは誰にでもあることですが、ソシオパスの場合は自分が楽しいから。自分を心配してくれる人を集めます。だから、愛着も強く、組織の中で悩みを抱えている人がいれば真剣に悩みを聞いたりしているのです。

SNSが発達をして組織の人の中にはもう一つの組織に属してている情報が簡単に検索できるようになり、自分が知らない組織に入っていることを知ると、「裏切られた」と思い込んでしまいます。

自分を「裏切った」仲間よりも仲間を誘惑した別の組織に恨みがいき、ガスライティングをじわじわと行うのです。

ソシオパスが組織の仲間に対する愛着は自分だけを大事にすることが勝手に絶対条件と決めつけている傾向が強いということです。

そういう自分もソシオパスに近いモノを持っています。

自分のグループ以外のグループに属している人には厳しく接してしまい、グループをあるやり方で分解させることは日常茶飯事です。

人に愛着を持ってしまうのは、この人なら私の悪口、陰口は言わないだろうと勝手に思い込んでるから。

自分から離れると違うグループで陰口を言ってるじゃないかと取り越し苦労なことを思いこんでしまい、無意識に愛着を持っている友人や仲間を縛りっているんだなとソシオパスのことを見ていくうちに自分が恐ろしくなりました。

人に愛着を持つのは良いことです。ただ相手の距離感をどう保っていけばいいのかソシオパスは分からないかもしれません。