自我と共に芽生えたサイコパス
プロフィール: Aさん、20代女性
保育園、小学校、中学校が同じだった幼馴染との話です。
友人Aは、幼い頃から明るく活発で愛嬌があり輪の中心的な存在でした。
言わば、同世代からは憧れの眼差しが、先生達からは頼りにされ可愛がられていました。
そんな友人Aですが、幼少期の頃は他の子どもと変わりない普通の子どもだったと思います。
それが、小学3年生になった頃から変わりはじめたのです。というよりも、少しずつ友人Aに潜んでいたサイコパスの部分が表に出はじめてきたのです。
私はいつもの様にAと遊んでいたのですが、私の腕に爪を立てて来たのです。爪の痕が残るのを楽しんでいたのです。
当時は、友達同士での友情の証と言って同じ物を持ったりする事が流行っていたので、はじめは大した痛みもなかったこともあり、Aとの友情の証として受け入れていました。
それが毎日続き、どれ位の力でやると爪痕が消えるまでに何時間かかるのか。どれ位の力でやると爪痕の部分が内出血を起こすのか。等の様々な実験をしていたように思います。
今、思い返すとAの行為を受け入れていた幼い頃の自分に疑問を抱きますが、当時は友情の証という言葉と痛みや行為を秘密にし、それを共有をすることに友人Aにとって自分だけが唯一無二の存在なんだと特別感を抱いていたように思います。
それがおかしい事だと気付きだしたのは、私の腕を目にした友人が心配をしてきた時でした。私には理解が出来ず両親にそれとなく話をしたら、一方的に痛みを与える事は友情とは違い、いじめじゃないのかそれは友達ではないと言われAとの関係に疑問を抱くようになりました。
私の腕に爪を立てる時のAを観察するようになると、心配をしている素振りはあるものの楽しんでいるのがわかったのです。
そして、私はAに爪を立てる事をしていなかったので友達の証だと言うのなら、Aにもやらせて欲しいと言いました。
以前にも言った事があったのですが、その時はもし爪痕が見つかり、いじめだと大人が言い出したら友達として仲良く出来なくなる。と言っていたのですが、今回は自分自身が痛いと分かってる事をするのは無意味じゃないか。だから、Aが爪痕をつけ私は爪痕をつけられれば友情の証は成立するという話をされました。
さすがの私も納得出来ずおかしいと思い、爪痕が消える前に担任の先生と両親に話をしAとは距離をとり担任の先生がAに注意をするということで、私に対するAの行為は終わりました。
ですが、Aはターゲット他に変え秘密裏にうまく言いくるめ人を痛みつけ楽しむという行為を行ってい続けていると私は思っています。
サイコパスの行為を一度受け入れてしまうと簡単に止まることもなく、それ自体を終わらすことも出来ないのでターゲットを変えさせ自分だけを守るのか、以前の行為よりも楽しいと思える何かを与えることが出来たらサイコパスの行為は終わりをむかえるかもしれません。
私が前者の行動でサイコパスを野放しにした事で、どこかに犠牲者がいるかもしれない現実を受け入れなければいけない。
人は見かけだけでは、わからないので受け入れる時は慎重に。それが幼馴染のサイコパスと過ごした私から言える一言です。
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