やっと出来た親友はサイコパス?“友情”で人を壊す悪魔
プロフィール: A.Yさん、40代女性、主婦
元々、引っ込み事案で暗い性格の私は転居先でなかなか新しい友人が出来ず、寂しい思いをしていました。
そんなある日、新しい勤め先で出会ったのが“A子”です。
私と年が近いA子は私より一日だけ早く入社との事で同じ新人同士と云うこともあり意気投合しました。
聞き上手、話上手な彼女と営業の仕事の車中で楽しいおしゃべりなどをして彼女といると時間の経つのも忘れました。
仕事が終わってからも彼女の家で夜遅くなるまで過ごしたものです。
しかし、ある日、A子から「どうしても欲しいものがある」と神妙な面持ちで話を切り出されました。
何でも、30万くらいするミシンが欲しいけどお金は親に厳しく管理されているので自由に使えないと、延々と私に訴えて来ます。
彼女の父親は会社社長です。なので、なんとか頼んで買わせて貰えばいいのに。と思ったのですが、彼女は執拗に「○○ちゃんしか頼れないの」と繰り返します。
しかし、私の家は彼女のようにお金に余裕がある訳ではありません。彼女も解っているはずです。
その事を云うと
「何処かでお金を借りてきて」等と云います。
親友に借金させてまでミシンが欲しいのか?
しかもA子は裁縫が全くダメです。
コンピューター内蔵のミシンを使ったからといって上手くなる訳じゃないだろうに。
私が断ると
「ああ、そうなの!じゃあ私達の仲もこれまでね!」等と逆ギレ。
しかし、私は折角出来た友達を失いたくない。
とうとう根負けしてお金を借りる事に。
月々少しずつ返してくれる約束でしたが、会社で返してくれる訳でも私の家に返しに来てくれる訳でもなく、仕方なく彼女の家に受けとりに行かなければなりませんでしたが、居留守を使われたり「用事があるから」と逃げられたり……
なので、完済してもらうまで何年もかかりました。
完済した日、既に転職していた事もあり、私は彼女との付き合いをきっぱり止めました。
暫く携帯に電話がかかって来ていましたが、ことごとく無視しました。
どうせまた私に借金させようとしているのは見え見えでしたから。
“友達”が欲しくて仕方がなかった私につけこんで、上手く利用していただけなんです。
お金や欲しいもののためだけに私を親友扱いしていただけなんです。
サイコパスだからそれになんの良心も痛まず、断られると手のひらを返したように逆ギレしたのでしょう。
それ以来、私は友人を作る事が怖くなりましたが、一人で居る強さは身につけたと思います。
サイコパスにとっては親友も友情も目的を果たす為の道具でしかないんですね。
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