金なし暴力男。常識の通じない人間は実在します

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プロフィール：　さちこさん、38歳女性、会社員

私が被害にあったのはちょうど一年ほど前です。彼とは知人をを通じて知り合い、しばらくメールのやり取りをした後、２人で会うようになりました。

最初は普通に食事や映画に行っているだけでなんのトラブルもなかったのですが、ある日お金を貸して欲しいと頼まれました。

自営業をしている方で、どうしても今月だけ困るとのことでした。金額は10万と普通の社会人なら払えない金額ではなく、２～３ヵ月で返すからと、非常に困っている模様でもあり助けになるならと貸しました。この時点で色々疑うべきでした。しかし、私の中で若干の好意も芽生えていたため貸してしまいました。

それからもよく会うことがあったのですが、毎回お金の無心をしてきました。一万や三万円と言った単位です。本業の自営業だけでは足りないからと深夜にアルバイトも始めたと言われました。しかし、一向にお金を返す気配がないので私もだんだん困ってきて、いつ頃返す目処が立つかを聞いたりしました。

するといきなりキレて、追い込まれてるのを分かっていてなぜそんなことを言ってくるのか、やれることはやっているしこれ以上は無理なのが分かるだろうと言って殴ってきました。

私は驚きその場を逃げるように去りました。しかし、その時点ですでにそこそこの金額を貸していたため返してほしく連絡を取りました。

すると、あの時はごめんと謝ってくるのです。借りたものはちゃんと返すから待って欲しい、何もかもうまくいかずイライラしていたと言われました。

確かに彼は買って一年も経っていなかった車も手放し、マンションも手放しお金を工面していました。それを知っていながら更に首を締めてくるかと言うことでした。

私は情もあったのですが、今まで自営業で上手くやってこれていたのでもう一度信用してみうと思ってしまいました。

そして、また月日が経ちそれだけお金がないのに、タバコ・酒をやめず貸したお金でパチンコに行っていました。さすがに私も限界がきて、そのことについて追求しました。

するとまた道端で殴られ、蹴られ、火の付いたタバコを投げつけられました。

嫌なことされたら犬だって噛み付くだろう。それと一緒だ。自己防衛だ。と訳の分からない理由を叫び、挙げ句の果てに私のことをブスでケチで性格も最悪だと罵りはじめました。

ここで私もようやく目が覚めて、話が通じない、都合の悪いことは全て他人のせい、お金のありがたみもなく、感謝の気持ちもない。

あるのは腐ったプライドだけの人間だと分かりました。

私はもうお金は諦めました。彼は自己破産していたようで自分から取り立てるのは無理だと笑いました。さらに私の人格も何もかも否定してきました。私の家族や周りの人々のこともバカにしてきました。そして自分は正しい人間だと言い張ってました。

ここまでおかしい人間がいるなんて、ドラマや漫画の中だけのものと思っていました。

私はストレスから逆流性食道炎になり食べたものを吐くようになっていました。

しかし、縁を切ってからはそのような症状もなくなり普通の生活に戻りました。

結局お金は返ってきませんでしたが、彼のような常識が全く通じない人間がいることが分か、おかしいと感じたら早々に縁を切るべきだと勉強になりました。お金は高くつきましたがその勉強代だと思っています。

顔も殴られましたが、幸い数日で痣も消え大事には至らなかったのですが、他人に迷惑をかけ、危害を与え、平気で生きている人が存在しており、油断しているとあの手この手でこちらに非があるように仕向けてくるので気持ちを強く持ち被害にあわないようにしなくてはならないと心から思いました。