恐ろしいサイコパスとターゲットの関係
プロフィール: くうさん、30代女性、無職
サイコパスはダンスの先生でした。
初対面での印象は、とても魅力的であたりのやわらかい雰囲気で、すぐにファンになりました。一本筋が通っているかのような素振りを見せ、「私はこう考えています。」とはっきりと自分の意見を持っているようにも見えました。今思えば全ては誰かの真似事だったのですが。
サイコパスが本性を現すまでにはかなりの時間を要します。
狙った獲物(ターゲット)が心を許したなと判断できるまでゆっくりゆっくり関係作りをしていくのです。
そのため、ターゲットとなった人間は相手のふとした不思議な言動に寛大です。不思議な言動というのは、第三者からすれば明らかに常識から離れていて逸脱した行為などで不快に感じるものなのですが、そうとは気づけず、ただ不思議だなと思ってしまうのです。
ターゲットには優しくて、しかも、いつもあなたの言っていることは正しいですという姿勢を見せてきます。ターゲットは理解を示し賛同してくれるサイコパスにどんどん親しみを感じていきます。たまに見せる悪魔のような顔つきも魅力的に感じてしまうほど洗脳されていくのです。
いつも一緒です。
あなたが頼りです。
信頼しています。
ターゲットには心地の良い言葉をシャワーのように浴びせます。
ただし、ターゲットでないものに関しては、全くの興味を持ちません。そして、サイコパスはターゲットでないものの中から攻撃する人間をも作ってしまいます。攻撃される人間は訳のわからない理由で執拗に攻撃されていきます。
言葉の暴力が主ですが一体何が理由で怒っているのか責めているのかがはっきりしないのです。そんな激しい攻撃をいとも簡単に正当化できるのです。
なぜならターゲットとなる人物のフォローがあるからです。自分の感情だけで動き、掻き回した状況のしりぬぐいはいつもターゲットの役目となるのです。
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