サイコパスは増加している?
サイコパスを強く持った人間は大昔からいたと思うんです。
心理学、脳医学の研究などでサイコパスという言葉が私達の耳に届いたのは20世紀の後半からでしょう。
認識されて日も浅いから?
サイコパスはシリアルキラーと呼ばれた大量殺人を実行した人物によって、映画やドラマのモデルになり知れ渡るようになりました。
私もサイコパスという言葉を知ったのは映画「羊たちの沈黙」のレクター博士の人物像からです。
サイコパスの研究が進まれているため徐々に「このタイプがサイコパス」と紙媒体やネット媒体で簡単に見ることができるため、サイコパスが増加していると錯覚しているのかもしれません。
サイコパスは人間の本性みたいなものだから。
今までは認識されていなかった
例えば会社で自分の思い通りにならないとヒステリックを起こす女性社員やパワハラを繰り返す上司。
いわるゆる「職場いじめ」を例にすると、バブルがはじけてから会社の倒産、リストラ、給料カットの環境から生み出された負の遺産ですよね。
今ではメディアが「職場いじめ」の実態を明かす番組が作られてご覧のなった人もいらっしゃるかもしれません。
これと同じでサイコパスの存在をメディアが伝えなければ、サイコパスという言葉を知られていなかった。
サイコパスというきっかけを世に至らしめた大きな事件がなければ、私達は「問題児」でひとくくりしていて解決策も分からず問題を放置していたかもしれません。
最後に
サイコパスは増加したというのはデータの世界だけということ。
サイコパスは以前から時代とともに生きていたということです。
そしてこれからもサイコパスは生まれ続けると考えています。
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